トップウォーターゲームの話題から全く関係のないものまで、
日記感覚でスローテーパーが独断と偏見で綴ります。


2004年11月29日(月)

 
今日は昨日と違いどんよりとした空でちょっと寒いですね。そういえば以前トップ堂の取材で高滝に行った時もこんな天気でしたっけ。でもそのときは一日10℃を超えなかったですからそれに比べれば暖冬なんですかね?何か最近は毎年異常気象と言っているようでどの年が普通の気象状況なのか分らなくなってきている今日この頃です。
 そうそうそれと、半日釣り仲間を募集しています。僕の周りの仲間は結構一日ガッツリタイプなんで半日だけと言うのは気が引けるんですよね。特に上げ下ろしなんかがきついところは尚更です。そこで、半日だけ(基本的に午前)でもいいという方がいらっしゃいましたら一緒に行きましょう!一応装備関係は全て当方が用意しますのでお待ちしています!

 さて本日はまた映画系ネタでも。とは言っても宮崎 駿監督作品限定のお話です。
 最近『ハウルの動く城』が公開になり何かと話題になっていますが、僕はここ最近の宮崎作品にはかつての魅力をあまり感じなくなってしまいました。もちろん作品は『千と千尋の神隠し』にしろ『もののけ姫にしろ』大変素晴らしいものなのは間違いないのですが、僕自身が宮崎映画に求めるものが最近の作品には少なくなってきたからなんですよね。  僕が宮崎作品と出会ったのは『未来少年コナン』『ルパン3世』などで、何と言うか男の子の冒険心というか探検心というか、単純に見ていてワクワクしたものだったんですよね。(ラナ、シータ、クラリスなどのヒロインにも当然ワクワクしたもんです)
 だから宮崎駿監督の映画でも、男の僕としては『天空の城ラピュタ』とか『紅の豚』とか『ルパン3世カリオストロの城』に感動を覚えてしまいます。だから最近の映画にはそんな男心をくすぐる作品がなくてちょっぴり寂しくなってしまいます・・・これも世代の違いなんですかね?
 で、僕が大好きだった宮崎作品がもう一つ。それは『名探偵ホームズ』。これは確か『風の谷のナウシカ』と同時上映だったような気がするんですが、犬が立ってしゃべるか!!って突っ込み入れたくなるキャラたちと、毎回変わるストーリーが見る側を飽きさせません。アニメお約束のずっこけやられキャラ3人組もかなりいい感じで、後にも先にも探偵ものアニメでこの作品を超えるものは無いんじゃないかって言うぐらい面白い作品です。レンタルビデオ店で全シリーズ見られるのでお子様がいらっしゃる家庭には特にお勧めですよ。
 どうですか?皆さん様々な意見があるかとは思いますがスローテーパー的にはそんな風に思っています。ただ、全ての作品に共通して素晴らしい作品といえるとは思います。
 
 最近トップボカンの凸凹凸トリオに“釣れない豚はただの・・・・”なんて言われてるスローテーパーの一意見でした・・・(苦笑)




2004年11月28日(日)

 秋晴れの爽やかな一日ですね。先週から晴れの日が続き久々に乾燥注意報という言葉を天気予報で耳にしました。そんな言葉を耳にするということは冬ももう間近に迫ってるんですよね。寂しくもあり楽しくもある・・・そんなちょっぴり複雑な心境の今日この頃です。
 そして、最近ちらほらとスローテーパーロッドの感想が耳に入って来るようになりましたが、今の所ご満足をいただけている様子でホッと一安心。メーカー(って言えるのかな?)冥利に尽きる次第です。本当にありがとうございます。ご購入された方にはできる限りのケアをさせて頂きますので、これから思う存分使って下さいね。

 さて、本日は先日の話に関連してボックスの話でも。とは言ってもタックルボックスではないボックスの話ですけれどね。
 皆さんはタックルボックス以外に小物を入れるケースやコンテナなどを使っていますか?僕は、使いたいものがすぐに出てこなかったり、水に濡れたりして後片付けや手入れが面倒なのが嫌なので、タックルボックス以外に各種のボックスを使い整理しているんです。そこでスローテーパー的便利ボックスを2種類紹介したいと思います。
 まずは先日お話した防水ケース。これは濡れると絶対に困るスペアフック、各種予備の電球、電池、応急処置用工具などを入れておくのに非常に便利です。ちょっと大き目のものを購入すればデジカメ、携帯電話、ファーストエイドキットなどを入れておくこともできますし、同じサイズのものを用途別に分けて何個か用意するのもいいでしょう。
 僕は先日お話したとおり、格好良さと機能からペリカンのマイクロケースと全部透明のラクソン防水ボックスを使っています。もちろん防水であればなんでもいいんですが、グッズ好きの僕としては色々使った結果見た目も重視でこれに落ち着いてます。
 そして、もう一つのボックスはコンテナケース。これは上げ下ろしがきつく最小限の荷物にしなければいけない場合はいたしかたなく外しますが、コンテナケースがあると、着替え、お菓子、カメラ、携帯電話等々全て入れられて、雨にも濡れなくてすむので非常に便利なボックスです。このボックスは格好いい物を色々探しているのですが、これ!という決定打はありません。何か格好の良いものが見つかればいいんですが、今の所ジョイフル本田(ってまたローカルですよね、いわゆるホームセンターです)で購入した\1,480ぐらいのグリーンの単色のボックスを使っています。ちなみにこのボックスの上蓋は40センチ(もしくは45)までの目盛りが付いていて、わざわざきっちり測る必要の無いサイズの大まかな大きさを見るのにちょっと便利ですよ。
 
 いかがですか?以上の2種類ですが、あると何かと重宝しますからお勧めです。整理収納が苦手で面倒くさがりな性格なのではじめたこのボックス整理法、皆さんも試してみて下さいね!結構便利ですよ。




2004年11月27日(土)

 結局風はあまり止みませんでしたね。房総沖は午前中に止んでヒラマサが結構釣れたみたいですけどね。皆さんはどうでしたか?南風だったので意外といい釣りされてる方がいるような気がしますが、行かれた方はお疲れ様でした。明日は風も止みトップウォーター日和になるといいですけどね。明日釣行する方の健闘を祈ります。あ〜僕も行きたいッス!

 さて本日は晩秋の夜長にライトの話でも。皆さんはどんなライトを使っていますか?ヘッドライト、ペンライト、コンパクトフラッシュライト等々各社から素晴らしいライトがたくさん発売されていて迷ってしまいますよね。
 で、このライトですが、スローテーパー的には用途別に使い分けることをお勧めします何で?と思われる方も多いと思いますが、現在ライトにはクリプトン球やハロゲン球、キセノン球などの遠くを照らすことに優れているものと、LED級のように遠くまで光は届かないものの全体を照らすことに優れているものに分かれます。もちろん例外として現在はLED球でも恐ろしいぐらい遠くを照らすことができるものもありますが、価格も恐ろしいぐらい高くなるので一般的には前途の事が言えるでしょう。
 ようするに、手元用のライトと、いざという時に遠くを照らすライトを使い分けるということなんですが、更に言うとこうして2つのライトを持つ事により、必然的にライトが2つにもるので、万が一の場合にも安心ということが言えるんです。
 このように、生命や安全に関わる物は本体の予備を持ち、尚且つ電球や電池の予備を用意しておくということは絶対に必要なことです。まして真っ暗な暗闇では人間は何もできません。必ずライトは2つ用意するようにしましょうね!
 そこで僕のお勧めライト。まずヘッドランプはスローテーパーズセレクトでも紹介したペツルのジプカとチッカ。もちろん同様の機能のものはたくさんありますのでその中から選べばいいと思いますが、デザインが良いのでジプカをお勧めします。
 次に通常のライト。これは買いやすさや耐久性などを考えると、何だかんだいってもマグライトがお勧めです。特にマグライトは豊富なオプションパーツが販売されていて、現在ではLED球に変えることもできます。
 次にコンパクトフラッシュライト。これはかなりマニアックですが、ライフベイトの小松さんが使用しているアークやシュアファイヤー、ストリームライト、ペリカンM6などに代表される信じられないぐらい明るいのにコンパクトなライトです。ちなみに僕はシュアファイヤーを使用していますが、一つ持っていると重宝する反面、価格が1,5000〜と非常に高いのでライト好きな方にしかお勧めできません。通常であればマグで十分です。
 そして、いずれのライトも必ず予備の球や電池は携帯し、防水のケースに入れましょう。防水であれば何でもかまいませんが、僕は見た目が格好良く機能も抜群だったのでペリカンのマイクロケースを使用しています。(フックやパーツなども一緒に入れられるので便利) 

 どうですか?ライトも用途別に使い分けることによってより真価を発揮します。しかも最近は格好良いライトがたくさんありますからお気に入りのライトを探すのも悪くないと思いますよ!
 しかし、スローテーパーの未来を遠くまで照らしてくれるライトは無いものですかね・・・・




2004年11月26日(金)

 
今晩は南風が強いですね。南風だし明日から折角の週末ですから止んでくれるといいですね。今週は天候も安定していたので少しは水の状況も良くなっていそうですし各地で良い結果が生まれることを期待します。
 それにしてもフィッシングダイアリーの更新ペースが遅くてすみません。年内はちょっとバタバタしていますが年明けからは頑張って更新しますのでお許し下さい。その代わり近々セレクトを更新しますのでご期待下さいね。

 さて、本日は安全面の話でも。皆さんはライフジャケットを着用していますか?
 僕も正直言うとかつては着ていなかったのですが、今ではかつての自分の認識の甘さと責任意識の薄さに気づき、必ずライフジャケットを着用するようにしています。
 やはり、自分自身の安全を守るのは当然として、万が一落水した時に他人にかけてしまう迷惑を考えると好き嫌いや面倒だからといった言い訳では認められないですからね。 現在は、インフレータブルのライフジャケットが各社から販売されていますし、ウェストポーチタイプのものもあります。また、カヌー用のライフジャケットもデザインがいいものがたくさんありますのでその中から用途に合わせて選んでみてください。
 そして、もしまだ着用をしていないという方は、どうかかつての僕のような格好悪いアングラーにならないで欲しいと思います。ライフジャケットは必ず着用するようにして下さい!スローテーパーからのお願いです。
 また、フロートチューブで釣行の方は、ライフジャケットだけで無く、必ずウェストベルトを締めるようにしましょう。どんないいライフジャケットを着ていても、ウェーダーの中にたくさんの水が入れば当然浮きづらくなりますから、そうならない為にも水の浸入を防ぐウェストベルトはライフジャケットとセットの必需品と考え着用してください。

 いかがでしたか?やはりこれからバスフィッシングを末永く楽しむ為には必要なことだとですよね。万が一の時、また自己責任とは何かを考えた時に、我々トップウォーターアングラーがお手本になれるようにしたいですものね・・・・・・今日はなんか真面目話ですみません。




2004年11月25日(木)

 ラジオやテレビでクリスマスまで1ヶ月という声を聞くと今年も後少しなんだなって思いますね。今年の秋は例年に無く天候が不安定で僕達釣り人にとっては厳しいシーズンですが、まだまだ暖かいので終盤戦を頑張りましょう。
 そして今日はガウラクラフトの矢木さんと青芳さん、トップボカンのノビーが来店し、かつての盟友と4人でルアーネタで盛り上がってしまいました。ガウラクラフトは今となっては意外と少ないスタンダードルアーを製作しており、僕自身今後の展開がとても楽しみになっています。スローテーパーも頑張らないと・・・・・
 さて、本日は冬のトップウォーターってどうなのよ?の話でも。皆さんは冬のトップウォーターゲームを楽しんだことがありますか?
 実を言うと、僕はある意味冬のトップウォーターが一番好きかも知れません。冬の寒い朝の張り詰めた空気感、静かな湖面、陽だまりで休憩する時の心地良さ等々冬には冬にしか味わえない趣があってそれはそれで素晴らしいものがあります。
 それに、もともと一匹の充実感があるトップウォーターの世界で、冬にバイトがあったり、キャッチできたりするとハイシーズンですら嬉しいのに、冬はまた特別な感動があります。もちろん冬のトップウォーターゲームが成立する地域とそうでない地域もあるかとは思いますが、ちょっと寒いのを我慢して、この冬はぜひ試してみていただきたいと思います。
 そこで、お勧めするにあたって冬のトップウォーターの誤解をいくつか解きたいと思います。
 まず、その一。バイトが今一で魚は元気がないに関して。これは適水温時と比べると当然その確率は上がるものの、決して全てがそんな感じのわけではありません。冬でも横っ飛びでご機嫌なバイトをするバスも居ますし、ガンガンに引くバスも居ます。そもそもシーズン中だってバイトが今一で引かないバスは結構多いですし、それを一概に全て冬だからと片付けるのは大きな間違いです。バスが水面割ってバイトしてくるという事は活性だって特別に低いわけではないですからね。
 その二。冬はバイトがないという考え。これも確かにバイトが多いとは決して言えません。しかし、ハイシーズンだって一日に数多くのバイトがあるということは現代のフィールドではそうそうないですから、逆に言うとハイシーズンとウィンターシーズンの差がなくなってきているとも言えると思うんですよね。
 その三。冬は何か特別なことをしているんじゃないかということに関して。確かに冬は釣りをする時間も短いですし、効率良く探らなければいけません。ポイントも微妙に異なる場合もあるので全てが同じとは言い切れない部分もありますが、特に特別なことはせず、あくまでも基本に忠実なことをしていれば何ら問題はありません。むしろ基本がどれだけきっちりとできているかが重要であり、教習所で言うところの検定試験のような様なものと考えれば良いと思います。
 
 どうですか?ちょっと行ってみる気になりましたか?後は実際にフィールドに出かけて皆さんが確認してみてくださいね!きっと冬なりの感動が味わえると思いますよ。



2004年11月24日(水)

 いや〜何が良いって秋晴れが続くのが良いですね!これで週末だけ雨なんていうのが超理想なんですがそれは釣り人の我儘ですかねぇ。でもちょっとは落ち着くでしょうし水も澄んでくるかもしれませんね。ただし、最近日中は穏やかとは言え温暖な房総でも朝晩は結構寒いです。もう11月の半ばですから体調など崩さないようにして下さいね。
 さて、本日は超ローカルネタ、事務所近辺ラーメン屋の話でも。皆さんはラーメン好きですか?おそらく嫌いな人は殆どいないんじゃないかって言うぐらい日本人ってラーメンが好きな国民ですよね。かくいう僕もかなりのラーメン好き。ついつい美味しいといわれるラーメン屋さんには足を運んでしまいます。そこで、事務所近辺美味しいラーメン屋紹介を。
 まずは事務所から徒歩1分。麺屋紅丸(あかまると読みます)。ここは最近昼になると行列が出来るくらいになってきたまさに赤丸急上昇なお店です。ここの売りは様々なつけ麺で、まずどれを食べても外しがありません。しかもチャーシューなどの具もたっぷりで中が半熟の卵なんかも絶品。かなりのボリュームがありますからガッツリ食べたい方には超お勧めです。その他絶品なのは網焼きチャーシュー丼。これはレギュラーとミニがありますが、もし量を食べられる自信がある方は各種つけ麺+ミニ網焼きチャーシュー丼を頼んでみてください。ただし、本当にボリュームがありますのでご注意を!あっさりがお好きな方はタンメンなんかも良いですよ。
 次は事務所から車で3分の地鶏ラーメン。ここは市原以外にもかなり知られているお店ですが、スープがなくなり次第終了なので、注意が必要です。(14時ぐらいまでなら大丈夫)
 ここはその名の通り鶏!!って感じのスープで濃厚な感じがします。他に似たような感じはないので例えようがありませんが、地鶏ラーメン醤油が超お勧めです。その他葱チャーライスといってチャーシューを細かく刻んで葱と一緒にご飯にかかっているのもお勧めです。
 次は車で5分ぐらいのラーメンショップ。おそらく市原で最も行列が出来る店ともいえるでしょう。昼時は確実に並ぶ覚悟が必要ですのでご注意を。ここは最近ありがちな具などに凝っているのではなく、あくまでスープと麺のシンプルなラーメンです。お勧めは全部ですが、麺が通常だとかなり柔らかめなので硬めといって注文した方がいいかもしれません。僕がもし頻繁にたべるならこの店かな。
 最後に事務所から車で5分の喜多方系ラーメン『圭水』。この店は以前タイトラインズの澤木さんに教わったのですが、ボリューム満点のネギ味噌ラーメンと超あっさり海苔ラーメンがお勧めです。(ただし、ゴマが嫌いな人は厳しいかも)少し入りづらいのですが、食後にガムをくれる心遣いが嬉しいお店です。そうそう、運転しない方はここの生ビールも苦味が効いていて美味しいですよ!

 いかがですか?超ローカルネタですみませんが事務所にいらっしゃる場合は昼、夜ご飯にいかがでしょうか。

しかし、こんなラーメン話をしていると九州熊本のテンキンラーメンが恋しくなる今日この頃です。ね、田代君、小野山さん!



2004年11月23日(火)

 穏やかな休日ですね。事務所にいるとついつい眠くなってしまうような陽気です。皆さんはこの絶好の行楽日和いかがお過ごしでしょうか?釣りの方、家族サービスの方、彼女サービスの方いろいろだとは思いますが良い休日をお過ごし下さいね。
 そして、話は変わりますが、先日のスローテーパー初回生産分出荷で、早速スロー&ステディーシリーズをお買い上げ下さったお客様にこの場をかりて心より御礼申し上げます。

 さて、本日はカラマン棒の話でも。最近良くメールで僕の反りトンボに付いているカラマン棒は何ですか?という質問をされるのですが、本日はスローテーパー流カラマン棒の作り方を紹介しようと思います。
 そもそも僕はナイロンラインユーザーなので、今の所カラマン棒を付けるプラグは反りトンボ(ナイロンユーザーは絶対にボールベアリング付きカラマン棒が必要!)とマンドリラーぐらいなんですが、マンドリラーは最初から付いているし、糸よれがひどい訳ではないのでそのまま使っていますが、前者の反りトンボ用にベアリング付きカラマン棒を作ったのが始まりです。そして、実際は針金の方がいいのかもしれませんが、僕は針金のカラマン棒があまり好きではないので、あえて違う素材で作っています。
 で、作り方。まず、用意するのはワイアート#36(ワイヤーにケプラートコートしてあるものメーカーはよつあみです)、スリーブ(確か3N)、イシダイ仕掛け用のチューブ、収縮チューブ、スプリットリング、ボールベアリング(小さいもの)、スリーブペンチです。
 これだけのものを一から用意するのは大変だとは思うのですが、僕は海の釣りもやるので、家にあるもので作ってしまったので逆に安上がりだったんですよね。もし、事務所に来られる方ならば道具はありますのでご自由にお使い下さい。
 話がそれましたが、必要なものを用意したらまずワイアートを適当な長さに切り、片側をスリーブ、イシダイ仕掛け用チューブ、スプリットリングの順に通し、スリーブペンチでスリーブ止めします。そして、収縮チューブをスリーブの上に被せ、熱を当てれば片側は完成です。そして、もう一方に、収縮チューブ、スリーブ、イシダイ仕掛け用チューブ、ボールベアリングの順に通し、同じようにスリーブ止めし、最初に通した収縮チューブをスリーブに被せ熱を当てればスローテーパー流カラマン棒の完成です。ね、簡単でしょ?
 なかなか文章で説明すると分りづらいとは思いますが、近いうちスローテーパーズセレクトで反りトンボを紹介しますのでその際に写真でも紹介します。

 どうですか?皆さんはどんなカラマン棒を使っていますか?もしナイロンユーザーでこれは良いというカラマン棒を使っている方は教えて下さいね。




2004年11月22日(月)

 
今日も朝から晴天で気持ちの良い一日ですね。何か今年の秋は例年に無く晴天が嬉しいような気がしますよね。そして残り少なくなった秋と呼べるシーズンが穏やかであることを願ってしまう今日この頃です。
 ところで先日の房総釣果ですが・・・・話によるとご機嫌なバイトはいくつかもらったものの残念ながら全員ゾリゾリだったらしいです。皆さんの週末はいかがでしたか?良い思いをされた方もそうでない方もまだまだシーズンは続きますので頑張ってくださいね!明日の祝日の健闘を祈ります。

 さて、本日はまた冬ネタでも。最近のコラムでレイヤリング、手袋、首元ときていたのですが大切な部分をすっかり忘れている事に気がつきました!そう、足元です。あのアルミの薄い板を隔てて直接冷たい水に触れる部分なので当然最も重要な分の一つですよね。
 そこで、まずは靴下から。皆さんもご存知とは思いますが、足はかなりの汗かきです。実はこの汗が大敵で、靴の中で結露状態になり、余計に冷やされてしまいます。以前お話したとおり、冬季は肌に触れる部分を常にドライに保つことが非常に重要で、出来れば足の中でもレイヤリングの考えを取り入れると快適に過ごせます。
 で、まずはインナー。現在各アウトドアメーカーから販売されていますが、アンダーウェアーの時にお話した(11月9日分コラム)考えと全く一緒です。このインナーソックスが常に肌をドライに保ち体音を一定に保ちますのでかなり重要です。ただし、厚手のソックスでその機能を兼ね備えているソックスもありますのでその際は必要ない場合もあります。
 次に通常のソックス。これはブーツの内側に直接触れるためにある程度の丈夫さと暖かさが必要になります。素材が進化した現在でもウール素材のものが多く、中でも厳冬期登山用などのものを選ぶと良いのではないでしょうか。
 そしてブーツ。最もいけないのはスニーカーや通常のニーブーツで、特にニーブーツはインナーにフェルトが無い為に蒸気を吸収できず、結露状態になります。その為、ニーブーツであればインナーつきのタイプを選びましょう。
 しかし、僕の経験からはマイナス気温にならなければフェルトインナーが付いたニーブーツでも大丈夫ですが、それより冷え込む厳冬期になるとそれなりのブーツが必要になります。現在僕が使用しているのはソレルのカリブーというモデルですが、靴底がビブラムの目が詰まりにくいパターンで使いやすいモデルです。また、その他各社同様のブーツが出ていますので、デザインやソールのブロックパターンなどから選択すれば良いと思います。
 また、重要なのがサイズ選びです。この手のシューズはサイズがハーフ刻みでないものが多く、しかもフェルトのインナーブーツが入っているので使用する際に多少つぶれてきますので、それを考えてサイズ選びを考えなければいけません。目安としては、前途のソックスをはいた状態で、ほんの少しの圧迫感を感じるぐらいかジャストサイズを選んだ方が良いでしょう。きつい物は血液の循環が悪くなり冷えの原因になりますし、大きすぎると歩きづらくなりますので夕方購入の慎重なサイズ選びをしてくださいね。そして、ブーツを購入したら、レザー部分や縫い目はシームリング(防水処理)を行いましょう。靴は何でもそうですが、手入れとともに使用前の処理で持ちが違ってきますからね。
 
 いかがでした?寒さは足元からと言われるようにつま先の冷えなどはかなりつらいものがあります。快適な防寒システムで来るべきウィンタートップウォーターの季節を楽しんでみてはいかがでしょうか?
 でも寒い釣果の防寒対策って無いものですかね。そっちの方がよっぽど身に凍みますよね・・・・・




2004年11月21日(日)

 
皆さん休日はいかがお過ごしでしたか?僕は本日群馬、栃木の方たちといつもの仲間で総勢なんと12名で釣りをしてきました。しかし、結果はその人数で栃木の方の一本のみ・・・(僕は午前のみだったので夕方の結果は現段階では未確認ですが)何ともグロッキーな結果です。
 僕はトップボカンノビーと群馬のゴカンさんと14ftのジョンで広々として楽しく釣りをしたものの、他の釣りの釣り人が大会か何かでめちゃめちゃ多くて釣りというよりはお話に花が咲いてしまいました。もちろん僕らもゾリゾリです(苦笑)。
 しかし、最近は自分のふがいなさには本当に反省しきりです。自分の姿勢も変わってきたというのもありますが、確実に下手になってきているのを感じてしまいます。5年前の僕が今の僕を見たらダメ出しされちゃうって感じです。いけないいけない・・・今年は目標は達成したのでまぁ良しとして、来年からは目標を高くしてまた一から出直しです。かつての自分に笑われないように頑張ろうと気を引き締め直している今日この頃です。
 さて、本日は手前味噌ですみませんが、スローテーパーロッドの話しでも。今日も聞かれたのですが『L6とM6どっちがいいの?』っていう話です。これは正直言うと答えに困ってしまう質問の一つなんですが、僭越ながらあえて言わせて頂きます。
 ロッドというものは真実というものは無く、使う側が気持ちよく使いやすければそれがベストにはなるものですが、やはり適正タックルというか、プラグウェイトにあった硬さを選択するべきであるとスローテーパーは考えます。
 特に、実際プラグを投げるとトップウォーターをやられている方の多くは柔らかめのロッドの方を良く思いがちですが、実際ビッグバスを掛けたり、同じウェイトでも抵抗のあるタイプなどを使うと投げただけで柔らかいロッドは更に柔らかく感じてしまいます。もちろん僕自身も柔らかめのロッドは大好きですし、人それぞれ好みも違うのですが、やはり良く使用されるプラグのウェイトに合わせてL6、M6どちらか選んでいただければと思います。
 また、道具は何でもそうですが、常に100%の負荷をかけるよりも80%程度の余裕を残した負荷で使用したほうが道具に優しく長持ちします。そのため、作る側はプラグの適合ウェイトの範囲内であればどの負荷をかけていても十分な機能を発揮するものを作ることが大前提ですが、経年変化などを考え推奨ウェイトに合わせて使用したほうがよりベターと言えます。
 で、『どちらが良いの?』の話に戻りますが、一応アバウトスローテーパーのプロダクトコーナーに書いてあるウェイトやブランドなどを参考にして決めてみて下さいね。また、スローテーパーロッドはプラグウェイトを乗せない状態では張りがあるように感じますが(特にM6などはそう思いやすい)、実際にプラグウェイトを乗せて頂ければしっかりと曲がりむのが御理解頂けると思います。何も付けない状態で振って気持ち良いロッドではなく、プラグを投げて、魚を掛けて気持ちよいロッド・・・それがスローテーパーのロッドです。

 いかがですか?ちょっと宣伝っぽくなっちゃいましたが、かなり聞かれたことなのでお話しました。そのうちFAQのコーナーを作ってみようと思いますが、取り急ぎ参考までに。
 しかしそんなことを言ってもL6とM6も魚が掛からないとねぇ・・・ロッドまでも御主人様の僕にダメ出ししてるかもしれませんね・・・




2004年11月20日(土)

 
ようやく雨が上がりましたね。コラムは日記のようなものなので、なるべく天気を書いて振り返ったときに分かるようにしてるんですが、穏やかな秋晴れの少ない事ときたらここ数年でダントツ1位です。おかげで本日お客様が房総ハーフラウンドをしてきたらしいのですが、ニゴニゴの中でも始末が悪いミドニゴ(ちょっと白緑がかった濁り)らしく、ノーバイトのゾリゾリで嘆いていました。このニゴニゴはいつまで続くのやらと思うとブルーになります。また去年みたいに変な濁りが年末まで続かないといいなと思う今日この頃です・・・・
 さて本日は薬関係の話でも。とは言っても危ない薬の話ではなく、傷薬や消毒薬などのいわゆるファーストエイド系の話です。皆さんは釣り場に行くとき薬類や絆創膏などを持って行っていますか? 怪我や頭痛、下痢などなど、釣りに行っての不意の怪我や体調不良なんて事は皆さん一度は経験があると思います。
 特に、『大』ならまだすれば済む話の時もありますが、ルアーのフックが刺さったとかランディングの際に手をサックリと切ってしまった場合など、放っておくと傷口に黴菌が入り、化膿するばかりか最悪破傷風になる危険もあります。また、傷の他にも頭痛など早めに止めておかないとどんどんひどくなって釣りどころではなくなってしまいますよね。
 そこで、スローテーパー的お願い。ファーストエイドキットを持ち歩く癖をつけましょう! 備えあれば憂いなし、もちろん使わないに越したことはありませんが、いざという時に後悔はしたくないですもんね。
 で、僕の場合はどんなものを持って行っているかですが、まずは傷手当て部門。
 消毒液(いわゆるマキロン)とバンドエイドだけなんですが(もちろん刺抜きや包帯などあるに越したことはありません)、これに関しては最低でも持っていたいものです。もし手を切ったりしたらすぐに消毒してバンドエイドを貼るようにしましょう。先程も述べたように、釣り場の水にはたくさんの黴菌が住んでおり、場合によっては非常に厄介なことになります。唾つければ治るとか放っとけば治るといったかつての僕のような事ではいけませんよ!僕もそんな考えで放っておいて凄く腫上がった経験がありますので。
 次に薬。これは人によると思いますが、僕は頭痛薬、下痢止め、冬は風の初期症状に効く系の薬などを持っていきます。やはり具合が悪くなったら釣りをやめるやめないに関わらず早めに手を打っておいたほうがいいですからね。
 そして、ケースも重要です。何でもいいかと言えばそうではなく、これらのファーストエイド薬類は雨に濡れたら駄目ですから、市販のピルケースなどに入れて必ず防水の入れ物に入れましょう。現在ではそれ用の防水バッグも売っていますが、入りさえすればどんな入れ物でも問題はありません。またその際にスローテーパーセレクトグッズ編で紹介したO.Dロールペーパーなんかも水に弱いですから一緒に入れておくといいでしょう。
 いかがですか?殆どの方がお持ちで無いと思いますが、これもかなり重要なタックルですよ!僕もかなり痛い目を見てきたし、また友人を助けたりもしているので是非皆さんも用意して下さいね。
 でもいつも思うんですよね。バスを釣りすぎてバンドエイドが登場しないかなって・・・




2004年11月19日(金)

 今日も雨ですね。昼間は降らない予報だったのにしっかりと降っています。まったく昨日予報が外れないなんて言ってる矢先に予報が外れるな!って感じです。おまけに良くない方に外れるものだから始末が悪い。早く天気が良くならないものですかね・・・・まぁ原稿の締め切りもあるしのんびりと落ち着く事務所で過ごすのも悪くないなと思う今日この頃です。

 さて、本日は首周りグッズの話でも。そろそろ中尾 彬でなくとも首周りに何か巻いたりしたくなる時期ですよね。皆さんは冬の寒い時期はどんな首周りグッズを選んでいますか? まぁ実際釣りにとなると、せいぜいマフラーかネックウォーマーぐらいしか無いと思うんですけどね。
 僕はどちらかと言うとマフラー派なんですが、どうもネックウォーマーの機能に素晴らしさは感じるものの、あのカメの首というかムチ打ちになった時のギブスのようなイメージネックウォーマーが受け入れられません。そのためマフラーばかりが増える一方です。
 最近ではマフラーもウールだけで無くフリースの素材がどんどん増えてきて、フリースの風合いまで選べる嬉しさです。しかも中にはカシミアのような肌触りのものが出てきて思わず売り場で頬摺りしたくなっちゃうものまであります。やっぱり釣りで汚れたり雑に扱うことを考えるとウールの価格が高いものなんてそうそう使えないですし、ガンガン洗えるフリースは本当に有り難い素材です。
 ところがこのマフラーなんですが、素材の他にも意外と長さが重要なんですよね。あまり短いものは動いている間にほどけてきてしまうし、巻き方にも制約が出てきてしまいます。その為購入前に自分の首回りや巻き方を考えて良く長さをみるようにしましょう。まぁ首の細い肩には心配ないんですけどね・・・
 でも僕の苦手なネックゲーターはそんな心配は無用です。すっぽりと被ってしまえばずれたりほどけたりといった事は無いですし、首回りもすっきりとした感じがします。素材もマフラー同様肌触りが抜群な素材もありますし、今では厚さも結構選べます。釣りの時使うことを考えるとやっぱりネックゲーターの方がいいんでしょうね。ただネックゲーターって本当に似合う似合わないがはっきり別れると思いません?だから僕はたぶんこれからもマフラーで行くんじゃないかなと思っています。

 どうです?皆さんはどちら派ですか?どちらのタイプにしても冬に首元から入ってくる冷たい空気はかなり体感温度を下げてしまい不快感や集中力も落とすものです。その為首周りのグッズも今の内から探しておきましょうね!




2004年11月18日(木)

 天気予報って外れないのもですね・・・昨日は小春日和と思ったら今日は冬を思わせる冷たい雨の一日です。明日も降るみたいですからこれで週末連続ニゴニゴ決定って感じです。全く今年の秋は厳しい状況が続きますよね。でも、週末房総ニゴニゴにチャレンジして挫折したその時はスローテーパーにお立ち寄りください。もちろん超過自慢も大歓迎ですよ。
 話は変わって本日ようやく最初にお取引のお声をかけていただき注文して下さった小売店様にスローテーパー初の商品を出荷させていただきました。何分作るのに時間がかかりご迷惑をおかけしておりますが、順次発送をしていきますので今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

さてさて、本日はグリップとリールの相性の話でも。先日来所されたお客様ともお話したのですが、僕はリールとグリップの相性ってあると思うんですよね。
 例えばリールがダイレクトリールなのにチャンピオングリップはなんかミスマッチのような気がするし、逆にアンバサダーの5000番クラスにコンパクトなグリップは窮屈な感じがしてこれまた合わないといった具合。
 やはり、見た目もアンバランスなものは実際に使用しても何かしっくりこないものが多いものですし、ロッドバランスも悪くなってしまうので購入の際は注意しましょう。また、握りの太さや形状なども各社様々ですが、小さいリールに極端に太いグリップや長いグリップはこれまたあまり好ましくありませんので合わせて注意しましょうね。
 そこで、スローテーパー的グリップとリールの相性判断を。
 まず、一般的なチャンピオングリップや、またそれと同サイズのマウント部の長さのものは、アンバサダー5000番クラス、フルーガー2600、2800、シェイクスピアプレジデント、道楽各種等々がベストマッチだと思います。特に、グラスロッドの5.5〜6ftのブランクをつけるのであればトータルバランスも良く使いやすいと思います。  そして、トイグリップやライトウェイト、富士グリップなどはアンバサダー2500番クラス、国産非丸型リール、トイリール等々がベストマッチでしょう。これらのグリップ&リールはカーボンやグラスでも5.5ft以下のブランクでトータルバランスが一番良くなるような気がします。
 ちなみにダイレクトリールに関しては誰よりもダイレクトの御大、松井さんに聞くのが一番でしょう。ね、松井さん!

このようにグリップ&リールの相性は結構見た目以上に重要なものです。もちろん絶対というものは無いですし、人によっては使いやすかったりしますから、あくまで一般論として捕らえて下さいね。ただ道具というのは何でもそうですが、バランスやセッティングというのはとても大事ですので、購入の際に使用するブランクなども考えて皆さんのベストバランスを見つけて下さいね。




2004年11月17日(水)

 
穏やかで気持ちの良い秋の晴天が続いてますね。残念ながらこの天気はまた明日から崩れるみたいですが、今日は事務所のドアを開けて束の間の秋の空気を入れておきました。
 そして、秋といえば先日ジギングなるものをやりに久々に海の船に乗りました。結果はヒラマサという魚が一匹だったものの釣れてくれて、久々に会う船長との会話も楽しみ、秋も悪くないななんてちょっと思ったりしました。

 さてそんな訳で本日はお刺身の話でも。皆さんはお刺身は好きですか?
 僕はどちらかというと肉より魚のほうが好きで、特にお刺身は大好物なんです。これからの時期ヒラマサ、ブリ、カンパチなどの青物やヒラメ、サヨリの刺身をつまみに日本酒で一杯なんて最高って感じです。
 ところがこのお刺身。よく釣ったばかりの魚は鮮度が良く美味しいねなんて言われていますが、スローテーパー的にはかなり疑問を感じます。肉類が必ず寝かして旨みが出てから食べるように、魚もサバやイワシ、カツオなどの痛みが早い魚意外は全く同様のことが言えると思うんですよね。
 小型の白身の魚ならまだその日でも十分に美味しく食べられるものの、特にヒラマサやカンパチの4キロよりも上の大きさになると、最低でも2日は寝かせないと身が落ち着き魚本来の旨みも出てきませんし、釣ったその日や次の日は歯ごたえばかりで肝心な味の方はまだこなれていないって感じがします。
 もちろん味には人それぞれでどれが真実とは言えませんが、このように一概に鮮度だけを重視し、本質を見落としている場合は多い物です。ただし、これは釣ってすぐの段階で上手に魚を絞めて上手く寝かせた場合の話ですし、料理屋でそれなりの技術を持っている方ならば違ってくるとは思います。また、スーパーや魚屋さんの魚の場合はさらに話は変わりますのでご注意を。
 
 で、僕が言いたかったのは釣具にも同じことが言えるんじゃないかという事なんですよね。特に最近は道具の本質では無く見た目や宣伝によって評価が大きく左右され、そして人気が褪せる時期が来ると手放してしまう・・・・そんな鮮度ばかりを追いかけている人が多くなっているような気がしてなりません。確かに人気がある釣道具はそれなりの魅力があるから人気があるのも否定できない事実ですが、良い釣り道具というのは何年たっても色あせないものですし、逆に使うことによって本当のよさや味わいが深まるものです。もしそのまま持っていれば何年後かの自分にとって本当に必要な道具になっているかもしれない・・・そう考えるともったいないですよね。
 
 どうでしょうか?全く関係ない話だったかもしれませんが、ちょっと気になってたんですよね。人それぞれ考え方や事情は違うと思いますが、ちょっとでも本質を見抜き、道具を愛する心が変わってくれれば幸いです。でもこれって道具の話だけではないですよね。




 2004年11月16日(火)

 
今日は感覚的には久々の小春日和ですね。やっぱり秋はこうでないといけません。これでこの天候が少しは続いてくれてニゴニゴからややニゴに変わってくれると言うこと無いんですがね。今日川を見に行ったら案の定ニゴニゴでしたけど・・・
 ところで先週末から寂しかった我が事務所にもダスキンやら洋服屋さんやバーと間違えて来る以外のお客様が増えてきました。皆さんお忙しい中わざわざ足を運んでくださってありがたい限りです。ちょっと落ち着く空間をご用意してお待ちしておりますので今後とも宜しくお願い致します。
 さて本日は引き続き冬ネタ。手袋の話でも。皆さんは冬季の釣りの際にどんな手袋を使っていますか?僕は正直言うと手の感覚が鈍るので極力手袋はしたくないんですが、ベイトリールを使うと氷のように冷たいリールをパーミングしなければいけないので仕方なく手袋をして釣りをしています。(指の部分で切れているやつ)
 昔は手袋といえばノースウェアのバージンウールのフィンガーレスグローブしかなかったのですが、最近は色々な素材の手袋が販売されていますよね。そこで、様々な素材の手袋をスローテーパー的観点から分析をしたいと思います。
 まずは、ネオプレーングローブ。これはもともとウェットスーツやウェーダーに使われている素材なので、ランディングなどで濡れることを前提に考えると優れた素材といえると思います。最近は餌釣り系デザインでないものも販売していて、特にウェーディングスタイルのシーバスアングラーの多くはこのタイプを使用していますよね。ただ僕個人的には、そんな便利なネオプレーンも今一なのは肌触りというかはめた感触が悪い様な気がします。その為、寒さと相談して極力薄手の立体裁断のタイプを選んだ方が良い様な気がします。
 次にフリースグローブ。これは水に対してはネオプレーンよりは弱いものの、暖かく肌触りは抜群に良いので頻繁に水に濡れることの少ない場合はお勧めです。ただし、注意点としてフリースは非常に滑りやすいため、手のひらに薄い滑り止めの皮などが着いているタイプを選びましょう。特にパーミングカップ仕様のリールはキャスト時にリールとロッドまで投げてしまうことになりかねません。最近はウィンドストッパータイプのものもあると思いますので、薄手の中で選べるのであればそのタイプを選んだ方が良いと思います。
 最後に昔ながらのバージンウール編みこみタイプ。このタイプは暖かく、水に濡れても硬く絞れば結構早く保温力が回復するのですが、他のタイプと比べ厚手になるのでパーミングをした時の感覚は他のタイプと比べると多少劣ります。特になじむ前の新品はそれが顕著に現れますが、ある程度はなじんでくると解消されるので決して悪い素材ではありません。
 ちなみに僕はあまり濡らす機会もないのでウィンドストッパーフリースタイプとバージンウールタイプを使用しています。特に最近ではバージンウールタイプを使うことが多く、機能面ではやや劣る部分もあるものの、雰囲気や長時間使ってなじんできた時の使い心地は気に入っています。何かいかにも冬のルアーフィッシングって感じがするんですよね。

 どうですか?人により解釈は異なるとは思いますが、冬季の釣りを快適にするには必要なアイテムです。是非皆さんにあったお気に入りの手袋を見つけてみてはいかがでしょうか。
 でもこんな話題をするということは今年もあと少しなんだなとしみじみ実感する今日この頃ですね・・・




 2004年11月15日(月)

 
昨日に続いて寒い一日ですね。おまけに雨・・・あ〜あ今週もニゴニゴ必至って感じです。こうも雨やらどんよりした天気やらが続くとブルーになる今日この頃です。そろそろ暖房でも入れないといけないシーズンなんですかねぇ。
 さて本日は雨の日あると便利な物の話でも。
 まずは傘。傘??と皆さん思われるかもしれませんが、これがあるのと無いのとでは大違い!何かと重宝します。
 皆さんも経験があると思いますが、雨中での食事や写真撮影、喫煙者の方なら一服の一時などなど、いくらレインウェアーを着ていてもちょっとした休み時間だけは雨に濡れたくないですし、少しの間傘の下にいて雨を凌いでいるとまた集中力が復活したりするものですよね。そんな時に傘があるとちょっとハッピーになれるんです。
 でも、そんな何かと便利な傘も、通常のタイプはかさばって持ち運びに不便ですし、雨が降るか降らないか分からない時はついつい忘れてしまいがちなものです。全てを満たした傘は意外と少なく、普通のお店を捜してもなかなか見つかりません。
 そこで、非常に便利なのがモンベルで作っているアウトドア用折りたたみ傘のトレッキング用アンブレラ。もともとトレッキング用に作られている為、コンパクトで強度もしっかりしていますし、重量も一番軽量なものはなんと165グラムという軽さです。これならバッグの中や船の上に置いておいても邪魔にならないし荷物が重くなる心配もありません。価格は¥3,600〜¥5,500ですが雨の多いシーズンなどは価格分以上の活躍をすることは保障しますよ!
 次にドライバッグ。このドライバッグも何かと重宝します。というよりも無いと困ります。着替えなどは釣りが終わってから車で着替えればいいのですが、タオルや食べ物、薬類、カメラ、携帯などなど濡れては困るけど常に持っていたいものですよね。特にカメラや携帯などは精密機械なので水は大敵です。そんな時ドライバッグがあれば水をシャットアウトし、中の乾いた物が濡れずに済みます。
 このドライバッグは各社から様々な物が発売されていますが、雨中での釣りで荷物を出し入れすることを考えると、あまり深いタイプは適していません。中に深く手を入れなければいけないタイプは当然濡れたレインウェアで手を入れるのでその時に中の物まで濡れてしまいます。そのため、あまり縦長で深いタイプよりも浅いタイプの方が良いでしょう。
 また、最近ではショルダーバッグタイプのドライバッグが発売されていますので荷物を運んだりする際は肩からかけられて両手が空くので非常に便利です。ちなみに僕も現在はこのタイプを愛用しています。

 どうですか?雨の便利グッズはいかがだったでしょうか。雨というのは基本的には良い条件ですから上手に付き合うことによってとても楽しい一日になるかもしれませんよ。
 でも最近の雨はやりすぎって感じですけどね・・・・



2004年11月14日(日)

 どんよりとした一日ですね。本日房総は最高気温15℃とか言っていましたが、真冬だと15℃というと凄く暖かく感じるのにこの時期だと凄く寒く感じますよね。皆さんも今週前半はちょっぴり寒い日がありそうなのでくれぐれも体調を崩さないようにして下さいね。
 それと、今週末にもようやくL6、M6のショコラが若干数ですが完成しそうです。遅れてしまいご迷惑をおかけしていますが何卒お待ちくださいますようお願い申し上げます。

 さて本日は携帯の話でも。皆さんは携帯電話の会社を変えたことがありますか?
事務所はドコモが電波の入りが悪いので、遂に先日僕の携帯史上初めてドコモ以外、P以外に変えました。
 しかしこの携帯変更が思ったよりも大変! もともと超アナログ人間な上に説明書を読んだりするのが苦手なので携帯電話と挌闘している毎日です。そもそも携帯を持って以来操作は同一会社なのでキー操作は殆ど同じでしたし、電話番号も変わらなかったのでまた同じ。つまり初めての会社、番号、アドレス変更なので全く最初からキーやシステムを覚えなければいけないので不便極まりないんですよね。さらに、ハンズフリーイヤホン、シガーソケットからの充電器全てを変えなければならず初期投資も馬鹿になりません。
 しかも、うっかり変更通知サービスがあるのに忘れて番号変更を通知するのも大変になってしまい、特にメールアドレスなんかは指定受信などをしている友人などは変更のメールすら入れられません。これでは地道に連絡していくか、気づいてくれるのを待つしかなく途方にくれています。全く早く携帯会社が変わっても番号が変わらないようなサービスを実現させて欲しいものですよね! 携帯を持って以来当たり前のように使用してきましたが、こんなにも重要な存在になっていることをあらためて痛感しました。

 皆さんはこんな経験ありませんか?ちなみに僕はauなのでSAユーザーの方で機能を熟知している方は教えてくださいね。本当に困ってるんで助けてください!!!!




2004年11月13日(土)

 先日の豪雨がやんで穏やかな一日ですね。僕も今週はニゴニゴ戦線に参戦する予定でしたが、昨晩から友人と募る話をしながら事務所で飲んでいるうちにいつの間にか朝を迎えていました。まぁたまにはこんな日があってもいいいですよね
 房総は先程仲間から連絡が入り、やはりスパーニゴニゴ&満水らしく夕マズメにかけると言っていました。皆さんはどうでしょうか?各地での皆さんの健闘を祈ります。

 さて、本日は来るべき冬に備えてコンロの話でも。皆さんは冬の湖上で食べるカップラーメンやコーヒー、紅茶を飲んだことがありますか?よく野外で食べるとより美味しく感じると言われていますが、そんな次元を超えて普段何気なく食しているものが、何故かありえないぐらいに美味しく感じてしまうんですよね。皆さんはこんな経験ありませんか?ちなみに僕はauなのでSAユーザーの方で機能を熟知している方は教えてくださいね。本当に困ってるんで助けてください!!!!  先日の豪雨がやんで穏やかな一日ですね。僕も今週はニゴニゴ戦線に参戦する予定でしたが、昨晩から友人と募る話をしながら事務所で飲んでいるうちにいつの間にか朝を迎えていました。まぁたまにはこんな日があってもいいですよね。
 そこでコンロ。コンロには大きく分けてガスとホワイトガソリンのタイプのコンロがあります。どちらも一長一短で何ともいえませんが、ガスタイプは扱いがお手軽で便利ですがメーカー指定のボンベを交換しなくてはいけません。一方ガソリンタイプはポンピングという作業とプレヒートさせないといけないためちょっとガスよりは面倒ですが、メーカー指定のガスボンベを使う必要もなくコストは抑えられます。
 機能面に関しては昔はガスタイプの物は寒冷地に弱く、寒冷地仕様のボンベを買ったりパワーブースターと言って(たぶんそんな名前。間違ってたらすみません)火力が落ちるものを補うパーツを使っていたりしましたが、現在は寒冷地でも火力が十分なコンロが発売されています。また、ガソリンタイプもプレヒートがいらない物なども発売されているので用途、便利性、価格をみて購入すれば良いと思います。また、今後ランタンなども購入する予定があるという方ならば燃料を統一すると良いかもしれません。
 で僕はというと、現在どちらも所有しているものの、ここ数年ホワイトガソリンの物しか使用していません。冬でも火力は十分ですし、僕のようにかなり頻繁に使う場合はガスがすぐなくなってしまうし、そのためにいちいちガスボンベをまとめ買いするのも面倒なので、ホワイトガソリンの徳用缶を買ってこまめに燃料補充をしています。 また、水を入れる容器、お湯を沸かすものも当然必要になってきますが、その話はまた別の機会にでも。

 どうでしょう?今年冬季のトップウォーターゲームをされる方は是非試していただきたいと思います。心も体も温まりますよ!




2004年11月12日(金)

 小春日和は長くは続かず・・・今朝方寝られずに4時まで起きてたんですが、凄まじい雨と雷の嵐。全く折角ここ数日の天候の安定が台無しって感じです。これで今週末もニゴニゴ戦線ですかね。何だか最近ラテ色の水でしか釣りをしていないような気すらしてしまいます。週末釣行される方はニゴニゴに負けず頑張ってください!!

  さて本日もレイヤリングの話でも。前回、前々回とアンダー、ミッドウェアのお話をしてきましたが本日はアウター編です。
 このアウターは以前お話したレインウェアともかぶってくるのですが、素材選択が非常に重要になります。やはり、アウターは風を凌ぐだけでなく、雨や雪などの不意の天候変化に対応できる素材を選んだ方がレインウェアを別に用意する必要もないため賢明といえるでしょう。
 そこで素材ですが、冬季のみならず3シーズン対応のアウターということであれば、防水、透湿性能総合的にみて、何だかんだ言っても素材はゴアテックスXCR3レイヤー(メーカーによっては次世代ゴアテックスと言われる場合もあります)が現状ではベストと言えると思います。折角アンダー、ミッドと透湿を考えてレイヤリングをしているわけですから、やはりシェルであるアウターも同様に考えるべきですし、アウターの内側が結露・・・なんて事は最悪ですからね。
 また、冬季のアウターの代表格のダウンジャケットは上げ下ろしがきつくないところやあまり動かないのであれば非常に暖かく良いと思うのですが、細かな体温調節がしにくくかさばるだけでなく、防水性能がほぼ完璧な物が非常に少ないので僕自身はあまりお勧めしません。(最近ではインナーダウンというのもあるので試してみたいとは思ってはいます)

 で、現在僕は前途素材のカリマーというメーカーのジャケットを着ていますが、素材が同じであれば基本的には性能の違いはありません。カッティングの違い、ディテールの違いなどでお好みのものを選べばよいでしょう。マーモット、マウンテンハードウェアー、モンベル、ホグロフス、ノースフェイス、カリマー、パタゴニア(ここはゴアでなく独自の素材展開)等々、カラー、デザインも優れたブランドであれば街着にもなりますし間違いはないでしょう。
※ただし、アウターは撥水性能を取り戻す為の手入れは絶対に必要ですので、また別の機会にでもお話したいと思います。

 どうですか?レイヤリングって結構重要だと思っていただけましたか?気持ち良さの追求も直接関わるロッドやリール、ルアーだけでなく、直接は関係無いものに目を向けるのも悪くありませんよ。



2004年11月10日(水)

 今日はまさに小春日和って感じですね。この時期の晴天は湿気も少なく実にすがすがしいもので、お気に入りの公園を歩いていると思わず足を止めて思いふけてしまいます。以前はこんなことはなかったのに今は釣り以外で季節を感じられるようになった今日この頃です。ちょっとは成長したんでしょうか・・・・

 さて、本日は先日の引き続きでレイヤリングの話でも。
 先日アンダーウェアーのお話をしましたが、アンダーウェアーはあくまでもベースです。(ただしお化粧と同じでベースがしっかりしていないと台無しですからね!)そのため、ミッドウェアー、アウターと様々な物の中からスタイルに合った物をレイヤリングしていくことがより快適に寒さを防いでくれることに繋がります。
 まずミッドウェアー。このミッドウェアーは現在フリースが主流になってきていて、軽く、保温性も高く、水に濡れても乾きやすいので僕たち釣り人には特にお勧めです。そこで、フリースを中心に話をしましょう。
 まず選び方ですが、フリースは厚みやデティールの違いで使用感の違いが出てきますので目的に合わせて選びましょう。特にレイヤリングを考えるのであれば、ゆったりとしたデザインのフリースは、その上に更にアウターを着る訳ですから、すっきりとしません。(パタゴニアのクラシックレトロカーディガンに代表されるようなモコモコしたもの)そのため、ミッドウェアーとして使用するならややタイトなディテールのフリースを選択すると良いと思います。最近ではストレッチ性能を備えたフリースが出ているのでタイトなシルエットのフリースでも着心地が良いものがあります。
 また、厚みも様々ですが、あまり動かないバスのボートフィッシングでは厚手を、岸釣りでがんがん歩く方はやや薄手を選ぶと良いと思います。
 で、僕はどうしているかというと、ミッドウェアーはほぼパタゴニアのR4ジャケットで通しています。このフリースは今まで購入してきたウェアの中でも満足度は非常に高く、冬の釣りには手放せません。しかもR4ジャケットはウィンドストッパータイプなので真冬でも日中はアウターいらずの暖かさです。ちょっと値は張りますがお勧めの逸品です。
 また、その他にもR2、R3あたりは非常に良いウェアだと思いますので用途に合わせて選ぶと良いと思います。その他各メーカーからお洒落なフリースが出ていますので好みの一品を探してみてはいかがですか。

 どうです? フリースは色々持っていると何かと重宝しますしセンスの良いアウトドアメーカーのものは街着としても十分使えますので、損はしないと思いますよ。



2004年11月9日(火)

 各地で紅葉の話題が聞かれるようになってきましたね。僕の住む房総はまだまだ先ではありますが、確実に秋が通り過ぎようとしてますよね。僕個人的には早くこのもの悲しい秋が終わって欲しいと切に願う今日この頃なんですが・・・

 さて、というわけで本日は来る冬に備え防寒ウェアの話でも。皆さんは「レイヤリング」という言葉をご存知ですか? いわゆる重ね着のことを言うのですが、これから厳冬期にかけて頑張ろうとしているアングラーにはとっても重要なことです。
 レイヤリングは大きく分けてアンダーウェア、ミッドウェア、アウターから構成されますが、現在様々なメーカーから高性能なものが発売されていて迷ってしまいますが、スローテーパー的房総上げ下ろしがきついフィールドレイヤリングシステムを紹介したいと思います。  で、本日はアンダーウェアー編。これは正直あるとないのとでは全くといって言いぐらい防寒性能が違ってきます。特にアンダーウェアーは最も肌に近く冬とはいえ、上げ下ろしの際には結構汗をかきますから、保温、速乾性能に優れている新素材アンダーウェアーはマストアイテムです。逆に最悪なのがコットンのアンダーウェアーで、保温性が悪く乾きが遅いために、汗が冷えて体感温度をかなり下げてしまいますので、冬季にチャレンジするトップウォーターアングラーはこの新素材アンダーウェアーを甘く見てはいけません。
 この新素材アンダーウェアーは、最近ライトウェイト、ミッドウェイト、エクスペディションウェイトなどと各社呼ばれ、厚さや保温性能によって細分化されています。また、クルーネックやジップアップタイプなど首元のデザインも自由に選べるようになってうれしい限りです。そして、ミッド+エクスペディションといったアンダーウェアー同士のレイヤリングも非常に有効です。
 で、僕はどうしてるかというと、前途の房総仕様ではアンダーがモンベルの『ジオライン・ミドルウェイト』かパタゴニアの『キャプリーン・ミッドウェイト』を着用。そしてその上にモンベル『ジオライン・エクスペディション』かパタゴニアの『キャプリーン・ストレッチ・エクスペディションウェイト』を着てアンダーウェアーは完璧です。参考までに、もしこのように重ね着する際は、上に着るエクスペディションクラスのウェアの表地がジャージ素材っぽくすべすべしていた方が次に着込むミッドウェアーが摩擦で釣り上がらず良いと思います。

 どうですか? 僕は15,6年前ゼロポイントのクロロファイバーアンダーウェアーを着た時の衝撃は今でも忘れません。とにかく冬のウェアは何よりも常にドライに保つことが最も重要です。 ぜっっっったい損はしませんからこの冬一着どうですか? 女性の方もババシャツより暖かいですよ!



2004年11月8日(月)

 皆さん週末はいかがでしたか? いい釣りができましたか? ちなみに僕は釣りには行けず、他にもろくなことがありません・・・僕の仲間たちの報告でも今一の様子でしたが、天候も落ち着いてきたのでそろそろ秋のラストスパートが来るかもしれませんね。冬に入る前のビッグフィッシュのチャンスを逃さないように頑張りましょう。

 さて本日も引き続き釣りの話でも。皆さんはバイトがあって魚が乗らなかった時、お仕置きとしてもう一度キャストしていますよね?もちろん僕もその一人ですが、皆さんはどのようにお仕置きしているでしょうか? そこで、スローテーパー流ちょっと確率が上がる?? お仕置き方法を紹介したいと思います。
 バイトがあって乗らなかった時のお仕置きで、皆さんはどこにプラグを投げますか?
 多くの方は同じポイントに再度投入!という感じだと思うのですが、やる気満々のバスはいいのですが、そうでない場合は意外と同じところに投げても出ないものですよね。
 そこで、お仕置きの際に同じところではなく、左右に少しずらして投げてみると、これが結構効いちゃったりします。これは僕の勝手な想像なんですが、バスはバイトがあった後ストラクチャーにすぐには帰らず、その周辺をうろついているような気がするんです。
 そして、最も重要なのがポーズ。お仕置きの場合はポーズを長めに取って、アクションは超弱め。もちろんこれに先日お話したカラーやタイプを変えたりしてみると更に確率が高まる場合があります。

 まずはだまされたと思って試してみてください。絶対というわけではありませんがじっくりと時間をかけてお仕置きすると意外とご機嫌なバイトがありますよ!



2004年11月6日(土)

 皆さんは今日一日楽しい休日を過ごせましたか? 僕は本日原稿書きの一日でグロッキー気味。遅々として進まない原稿を前につくづく小説家って凄いなと実感してしまいます。
あ〜早く終わらせたい・・・・

 さて、本日は先日に引き続き釣りネタでも。皆さんはプラグのカラーやタイプって気にしますか? 僕は気にする方なんですが、実際に釣りをしているとそれを感じさせることが凄く多いんです。
 まずはプラグのカラー。例えばあるポイントでバイトがあったものの持ち込むまでには至らないという経験をしたことはありませんか?多くの方は再度同じプラグを投げて反応が無ければ諦めてしまうと思うのですが、実は同じプラグでもカラーを変えるとより激しいバイトでしっかりと持ち込むということがあります。
 同じプラグなのに色を変えると反応が違う、これは人間でも食べ物や服の色に好みがあるようにバスにも色の好みはあると考えた方が自然ではないでしょうか。そう考えると、プラグのカラーは非常に重要であり、そのために多くのカラーが存在すると考えられるというものですよね。
 で、実戦。前途のような状況の時は、同じプラグであれば、全くベースカラーの異なるカラーを投げてみてください。例えばホワイトで持ち込まなかったらイエロー、ブラック、レッドのベースカラーといった具合です。極端に違うカラーを投げることによってより顕著に反応違いがあればカラーによる反応の違いはありますし、今後同じような状況で逃していたバスがキャッチできるかもしれません。
 次にタイプ。例えば『明らかにそこにバスがいるだろ!』的なポイントにペンシルベイトを投げてバイトが無かったとします。ところが、ポッパーに変えておなじポイントにキャストすると凄まじいバイトがあったなどということはカラー同様僕自身頻繁に体験しています。よくバスはどんなプラグでもトップに出る奴はタイプ、カラー関係なく食うと言われますが、僕は決してそんなことは無いと思っています。特に昨今のフィールドのバスはその傾向が強く、やはりルアーのタイプによる反応の違いは確実に存在すると思っています。
 で、また実戦。前途のような時は、やはりカラー同様全く反対のタイプのプラグを試すのが一番手っ取り早いと思います。水面のみのターン系プラグで反応がなければ、ダーターやクランクベイトなど水面直下にダイブさせることの出来るキックバック系に変えるといった具合してみるとカラー同様反応しなかったバスが反応するかもしれません。

 どうですか? 皆さんも同じような経験がありませんでしたか?バスも人間同様生き物ですから好き嫌いがあると考えて試してみてください。全部とは言いませんが結構それで逃していたバスもいるかもしれません。
 次回は再び釣りネタでミスバイトフォローの仕方スローテーパー流の話でも。



2004年11月5日(金)

 今日も秋晴れ。やっぱりお天道様はありがたいものですね。ここ数日の天候の安定で週末の釣り場の状況も変わりそうだし、残り少ない秋のシーズンを楽しみましょう!

 さて本日はザウルスキング小野山さんにも言われましたので久々に釣りの話を。先日松井さんのホームページにも書かかれたのですが、僕は自分の勘でそこにバスがいるであろうポイントでは結構粘ります。(とはいっても30分も粘りませんよ松井さん!) よく、流れ込みや立ち木周り、ゴニョゴニョを最初から核心部に一、二投してあきらめる方を拝見しますが、攻め方を変えてみるだけで以外にも簡単にバスがバイトすることがあります。そこでスローテーパー流攻略法を紹介していきたいと思います。
 まずはいきなりポイントの核心に投げない。これは二つの意味があって、一つは核心から少しずれたところに意外にビッグバスが付いている為、そしてもう一つは徐々に核心に近づくように打つことによって、その先にまだ付いているであろうバスに下手に警戒心を与えないということです。
 例えば流れ込み。多くのアングラーは流れが効いている流心の真ん中にいきなり投げてしまうのですが、ビッグバスは流心ではなく、両サイドの流れが巻いている部分や流心の両サイドに付いているものです。そして、流れ込みはある程度の水量があればピンスポットではなく、その付近は何らかの形で水の流れが効いていると考えて良いことが多く、刻んで撃っていくことによって流心のバスだけでなく、更なるキャッチが期待できるのです。 また、ビッグバスほど警戒心は強いのでどこがベストポイントなのかを見極め、より効率よく攻めるのも非常に重要です。
 次にトレースコース。トレースコースの角度を変えることによって反応が違うということが良くあります。例えば一つのストラクチャーに対しプラグを右側から通した場合には何の反応もなかったのに、左側から通した途端バイトするというようなことです。 僕自身バスがある方向からの動きには反応するが、それ以外は反応しないということがあるという経験を何度もしています。あくまで推測の域を脱していませんが、僕の考えでは魚の向きと視界の入り方が原因と思っています。また、似たような考えはバスに限らずソルトウォーターのサイトフィッシングの世界では当たり前のように使われているのでトップウォーターでも共通する部分は確実にあると思います。そのため、様々な角度からアプローチすることによってバスが反応しやすいコースを探し当てることも考えて見ましょう。

 どうですか? 皆さんも思い当たる節はありませんか? しかし、これはもちろん僕の攻略法の一つであって、次から次へと活性の高いバスを拾っていくという本来の攻略の仕方が自然ではあると思います。ただ、昔と違い良いポイントでバイトしてくれるバスは確実に少なくなっていますから、せめて一級ポイントぐらいはちょっと責め方に工夫をしてみましょう。今週末の健闘を祈ります。

 次回はまた釣りネタでプラグカラー、プラグタイプのお話をしようと思います。



2004年11月4日(木)

 昨日に続いて秋晴れですね。でも、ようやく秋本来の穏やかな一日を過ごせるようになってきたのは良いのですが、房総の釣り場の方は数日前にかなり降った雨の濁りやらターンオーバーやらで釣果の方はあまり芳しくありません。いったい秋のベストシーズンはいつになるのでしょうかね?(近日釣れない釣行記アップ予定)

 さて本日はコンビニおにぎりの話でも。皆さんも釣りに行ったときなどコンビニのおにぎりを買った事があると思いますが、最近は各コンビニからは定番系だけでなく様々なおにぎりが発売されていて迷ってしまいますよね。そこで、自称単品千円以下食べ物研究家のスローテーパーが最近けっこういけると感じるコンビニおにぎりをいくつか紹介したいと思います。ちなみに正式名称は間違っているとかもしれませんのであしからず。
 まずセブンイレブンのつくね。昨年から食べているのですが、丸いおにぎりの上につくねが乗っていて更にマヨネーズがおにぎりとつくねの間についています。温めて食べると更に美味しく、一時期姿を消し最近また復活した模様ですが、心なし薄味&マヨ少な目に感じるのは気のせいでしょうか? 僕は現在の方が好きですけどね。
 二つ目は同じくセブンイレブンのドライカレー。最近姿を消し、かなり悲しいのですがローカルトミー同様カレー好きの僕としては残念でなりません。そのままでも十分美味しいのですが温めると更に美味しくなります。
 三つ目はローソンのいくら。かつてはおにぎりに関してはローソンの方が美味しいのではと思っていましたが、最近はセブンイレブンにかなり押され気味。がんばって欲しいものです。ただやはりいわゆる定番系ではローソンも負けていないんじゃないかなと思う今日この頃です。
 最後にちょっとマイナーでデイリーヤマザキのウナギ。これは高滝ダムの近くのデイリーヤマザキで今年初めて食べたのですが、ウナギの下にマヨネーズが挟まっていて以外にもかなり美味しい逸品でした。マヨネーズがそんなに好きでない僕にとってはちょっとマヨ多いかなという気もしましたがマヨ好きの方ならストライクでしょう。

 さていくつかおにぎりを紹介しましたが、皆さんも同感なものはありました? もちろん鮭、昆布、たらこ等々の定番系は外せませんが各コンビニが開発したニューおにぎりはわくわくしますよね。皆さんもこれはやばいとかいう現行品で美味しいおにぎりがあったら教えて下さいね。 
 ほとんど毎日釣りネタでないけどもいいのかな? と思い始めているスローテーパーでした(苦笑)。



2004年11月3日(水)

 今日の祝日皆さんはいかがお過ごしですか? 釣りに行く方、お買い物に行く方久しぶりの行楽日和を楽しんで下さいね。かくいう僕も実を言うと今日は久しぶりにお出かけをするので、今日未明にコラムを書いている次第なんですけどね。

 さて本日は祝日ということでカバの話でも。とはいっても今日のお話のカバは動物園のカバさんでもなくスペインのスパークリングワインのカバですけどね。
 僕はこの世で一つだけ好きなお酒のジャンルを選べと言われたら間違いなくシャンパンを選ぶぐらいシャンパンが大好きなんです。しかし、このシャンパン。実に良い値段がするので一般庶民の僕としてはそうしょっちゅう飲めるわけもなく、取って置きの日にしか飲めないのが現実です。
 そこでカバ。製法は瓶内二次醗酵のシャンパンと同じ製法なんですが、何と言ったって凄く美味しいのにとってもリーズナブル。安い酒屋では1,000ぐらいから美味しいカバが買えるんです。これならば毎日とはいかないものの、ちょっと他のお酒を我慢して週一ぐらいは飲める感じなので是非お勧めです。
 その他にもイタリア、アメリカ、ニュージーランドなど探せばリーズナブルで美味しいスパークリングワインがたくさんあるので探してみるのも面白いと思いますよ。

 どうですか?たまの休日ぐらいスパークリングワインのハッピーな酔い心地を味わうのも悪くないと思いますし、シャンパンの栓の数だけハッピーがあると思うんですよね。だから皆さんも試してみてくださいね。 が、しかし釣りばっかりに明け暮れている方の場合は話は別です!!  彼女や奥さん、大切な人の為にちょっと贅沢にシャンパンにしましょう。いつも高い道具を買ってるんだし、それぐらいはしないと罰が当たりますよ! 罪滅ぼし&今後の釣行のためを考えれば・・・ねっ



2004年11月2日(火)

 今日は久しぶりの穏やかな晴天でしたね。こんな爽やかな秋晴れが続くといいのですが今週はどうなんでしょう。ところで先日電話の復旧をお知らせしましたが、事務所兼店舗(店舗オープンはまだです)が完成しました。ようやくありすぎる悩みの中の一部分が落ち着きとりあえずはホッとしています。
 サンプルロッドがあるくらいで何も無い事務所ではありますが、くつろげる空間ではあると思いますので釣りの話でもしに遊びに来てください。何分一人なので不在のときもありますが、大概は事務所にいますので。

 さて本日はティー&コーヒーカップの話でも。僕は男のくせに昔から洋食器や漆器、陶器が好きで、特に自分が紅茶やコーヒー好きであるせいからか、その中でもティーカップを知らない間に結構買っているんですよね。
 ウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲン、リチャードジノリ、マイセン等々名陶と呼ばれるどれもが、繊細でどことなくはかなさがありますが色やデザインに暖かさを感じ、なんだか紅茶やコーヒーの味を引き立ててくれそうな気がします。
 しかし、数年前ある一つのことをきっかけに、好みががらりと変わってしまいました。それはあるバザーにいったときに、何故かマイセンの真っ白なカップ&ソーサーが置いてあり、(なんと¥1,500)そのあまりの美しさに一目惚れをして衝動買いをしたことがきっかけでした。それ以来あんなに柄やデザインなどが好きだったティーカップが、柄のないシンプルで真っ白のものが好きになってしまいました。真っ白だからこそ質感が重要、中に入れた飲み物の色が引き立ち、器はあくまでも主役の引き立て役に回るという、そんなシンプルな真っ白なティーカップが最近スローテーパー的お気に入りです。
 実はティーカップだけでなく、最近なんでもそうなんですが、あまりデザインされたものや色使いが多いものよりもシンプルで無駄のない物を選ぶ傾向が強く、昔から使っていて今も昔も変わらない愛情を持っているものは不思議とそんな物が多いような気がします。

 皆さんも普段飲んでいるインスタントコーヒーでもティーバッグでもちょっとした事で味も気持ちも豊かになれると思いますので試してみてはどうでしょうか。食器なんて割れてしまうからという意見もありますが、繊細で壊れやすいから大切にする・・・そういう人間と同じような道具の愛し方もあると思うスローテーパーでした。



2004年11月1日(月)

 週末から続いて今日も雨が降ったりの曇天ですね。またか・・・って感じです。それもそのはず先日ニュースで聞いてびっくり! 東京都の平均の年間降水量が1450mmぐらいらしいのですが、今年は何と10月だけで780mmもの降水量があるらしく一ヶ月の降水量の史上最多だそうです。たった一ヶ月で年間降水量の半分になっている訳ですから驚きです。晴天が恋しくなる訳ですよね。

 さて本日は音楽の話(洋楽バンド編)でも。皆さんは洋楽を聴きますか?
 僕は実を言うと、何故か90年代半ばからは殆ど洋楽は聴いていなくて、そこで時間が止まっています。おそらく20代前半の方は?????という感じだと思いますが、僕が好きな思い出深い洋楽の中で今回は超メジャーバンドに絞って紹介したいと思います。
 まず1つ目はポリス。このバンドは確か1979年デビューだったと思うので(間違ってたらごめんなさい)僕よりちょっと年上の方にストライクなバンドだと思います。スティングがボーカルをしていて一番のヒット曲はおそらく「エブリ・ブレス・ユー・テーク」ですが、僕は最初の頃の「ロクサーヌ」や「メッセージ・イン・ザ・ボトル」が何気にかっこよくて大好きです。今は無きバンドですがこの頃のスティングは格好良かったな〜
 2つ目はインエクセス。このバンドは80年代半ばのオーストラリアのバンドで(間違ってたらごめんなさい)めちゃめちゃかっこいいバンドでしたがボーカルのマイケル・ハッチェンスが亡くなってしまったため今は無きバンドです。僕はキックスというアルバムから好きになったのですが、「ニード・ユー・トゥナイト」、「ホワット・ユー・ニード」あたりがヒット曲でしょうか。PVも凄く格好良く、おそらく今聞いても全く古臭さは感じないバンドだと思います。
 3つ目は僕世代なら誰もが大きくうなずくであろうガンズ&ローゼス。このバンドもとにかく格好良いの一言に尽きます。特にアクセル、スラッシュ、イジーの3人が居たときのアルバムである「アペタイト・フォー・ディストラクション」は僕個人的には最もガンズらしく大好きです。ヒット曲はありすぎますが、有名なところだと「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」、「パラダイス・シティー」、「スイート・チャイルド・オー・マイン」、あたりでしょうか。僕も若かりし日にライブに行きましたが、それはそれは参っちゃうぐらい格好良かったです。やはり今は無きバンドですが80年代後半から90年代前半を代表するハードロックバンドではないでしょうか。
 と、気分で3つ上げましたが、細かいところを間違ってたらマニアや専門家ではないのでお許しを。他にも超メジャーでいうと、他にも古いところでホール&オーツ、イーグルス、デレクアンドザドミノス、ザ・パワーステーション、エアロスミス、U2等々、最近? ではオアシスなどが結構好きです。 皆さんはどうですか? 世代もろバレですが「うんうん」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしこれはお勧めとかいうのがあれば教えてください。  
 あ、でも最近激しいのはちょっと・・・・・のスローテーパーなのでよろしく。

 そして、本日は更にスローテーパー便りも。先日この場にて一時電話が不通になりますとお伝えしましたが、本日より開通しました。皆様には御迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。